ポップコーン専用のトウモロコシ「爆裂種」基本の作り方

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群馬を巡る家族旅行でおとずれた、夏の丸沼高原スキー場。
ここの売店で見つけたのが、ポップコーン専用トウモロコシ!

帰宅後に、息子とワクワクしながらポップコーン作りに挑戦してみたものの……1回目は見事に黒焦げの大失敗。

そこで今回は、我が家の苦い経験(笑)をベースに、不発をできるだけ少なくする、おうちポップコーンの基本的な作り方を紹介します!

「お土産でもらったけど上手く作れない」「これから作ってみたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください♪

ポップコーン専用のトウモロコシ「爆裂種」とは?

トウモロコシはその用途によって大きく6つの品種に分けることができるそうです。

私たちが普段、野菜として食べているのは「スイートコーン(甘味種)」という品種。実はこれ、いくら加熱してもポップコーンにはなりません。
ポップコーンを作るには、6品種のうちの1つである「ポップコーン(爆裂種)」という専用の品種が必要になります。

まずは、知っているようで知らないトウモロコシの品種について、簡単にまとめてみました!

実はこんなにある!用途で分かれるトウモロコシ6つの品種

  1. スイートコーン(甘味種)
    • 特徴 私たちにもっとも馴染み深く、野菜として親しまれている糖度の高い品種。粒皮が薄くて柔らかく、果汁が豊富。新鮮なものは生食も可。粒の色によって主に3つのタイプに分類される。
  2. ポップコーン(爆裂種)
    • 特徴 菓子のポップコーンの原料。粒皮が極めて硬く、粒の内部には適度な水分が含まれる。加熱すると内部の水分が水蒸気になり、一定の温度・圧力に耐えきれなくなると、粒皮が破れて一気に膨らむ。粒のタイプで2つに分かれる。
      • バタフライタイプ(蝶型)…羽を広げたような不規則な形。映画館や手頃な市販品に多く、軽くサクサクした食感で、塩や粉末調味料がよく絡む。
      • マッシュルームタイプ(丸型)…球体に近い丸い形。外側がカリッとして中はふんわり。キャラメルやチョコレートなどの液体フレーバーとの相性が良い。
  3. デントコーン(馬歯種)
    • 特徴 デンプンを豊富に含むため、主に家畜の飼料やコーンスターチなどの工業用加工原料となる。漫画「Dr.STONE(ドクターストーン)」のアメリカ編で、主人公たちが大量のエタノール製造のために確保を目指したイエローデントもこの一種。
  4. フリントコーン(硬粒種)
    • 特徴 粒が丸くて非常に硬い品種。粉砕してコーンフレークやトルティーヤなどの加工食品、または家畜の飼料に利用される。
  5. ワキシーコーン(もち種)
    • 特徴 含まれるデンプンの100%がアミロペクチンという「もち成分」で構成されるため、加熱すると強い粘り気ともちもちした食感が生まれる。食用としては主にアジア圏で好まれているほか、食品の粘性を高めるための増粘剤や、糊(工業用・製紙用)の原料としても広く利用されている。
  6. ソフトコーン(軟粒種)
    • 特徴 粒が柔らかく、粉状になりやすい性質を持つデンプンが多い。粉にしてトルティーヤやパンなどに加工される。

ポップコーンを作ってみよう♪

準備するもの

  • 乾燥トウモロコシ/爆裂種(ポップコーン豆)
  • 油(油がひたひたに浸かるくらい入れて大丈夫)
  • 塩またはお好みの調味料
  • フタつきのフライパン
    フタは絶対に必要!フタがあるなら深型のお鍋でも可。

芯からポロポロと実が取れて気持ちいい!
息子も興味津々でお手伝い

基本の作り方

  1. フライパンに油を入れて火にかける
  2. 油が温まったら、乾燥トウモロコシを入れる。
    ★1→2の順番で、乾燥トウモロコシに素早く熱を伝える
  3. 全ての乾燥トウモロコシに油が行き渡るようにフライパンを軽くゆすってフタをする。
  4. 1~2分ほどして「ポンポン」と弾ける音が聞こえてきたら、フライパンを全体的にゆすり続け、静かになったら火を止める。
  5. 熱いうちに塩などの調味料を加え、混ぜ合わせたら完成!

黒焦げ大失敗した1回目&原因

当初、ポップコーン作りなんて簡単でしょ~と甘く見ていた私。

作り方の手順をろくに読みもせず挑んだ1回目は、絵に描いたような大失敗w

1回目 黒焦げ&不発豆が多く、食べられない

今回の大失敗…原因は主に3つあるのではないかと考えています。

  1. 油とバターを使い分ける
    実は「バター風味にしたい!」と思い、油にバターを混ぜていました…。黒い焦げの原因はおそらくこれ。バターは約140℃以上の高温で急激に焦げやすい性質があるとか。一方でポップコーンが爆裂する内部温度は約180℃。
    バターの風味をつけたい場合は、焦げにくい油(サラダ油・米油など)でポップコーンを弾けさせ、火を止めた後にバターを絡めた方が良さそう。

  2. 油の量はヒタヒタで! (豆の量に適したサイズのフライパンを使う)
    1回目は使用する油の量が少ないうえに、豆の量に対して大きすぎるフライパンを使っていました…。
    油には、熱を均一かつ素早く豆に伝えるという重要な役割があります。だからこそ、油はケチらない!豆を入れたとき、全ての豆に油がしっかり絡む量を入れるのが鉄則。
    ただし、ここで盲点となるのがフライパンのサイズ。豆の量に対して大きすぎるフライパンを使うと、油が薄く広がりすぎてしまい、豆にうまく絡まなくなります。もし不発が多いなら、油の量だけでなくフライパンの大きさを見直すのも一手。

  3. 油が十分に温まってから乾燥トウモロコシを入れる
    1回目は、フライパンに油と乾燥トウモロコシを入れてから火を付ける低温スタートでした…。
    低温スタートが直接の原因ではありませんが、油の温度が低い状態がダラダラと続いてしまうと、弾けるために必要な内部の圧力が高まる前に、豆の中の水分がじわじわと抜けてしまい、これが不発の原因に。

    低温スタートを推奨するレシピもありますが、手順をよく見ると、必ずどこかのタイミングで「強火」にするよう書かれています。使用する油の種類にもよりますが、火加減のタイミングを見極めるのが難しい初心者のうちは、「高温スタート」の方が失敗が少ないように思います。
1回目は焦げやすいバター・少量の油・低温スタートの3重苦w
みなさんは、是非これ↑を反面教師にして下さい…(笑)

不発もほぼゼロ!大成功の2回目

1回目の大失敗を踏まえて挑んだ2回目!

変更点は以下の4つ
①使う油は、サラダ油オンリー
②フライパンより直径が小さい深型のお鍋
 直径20cmの片手鍋(内側:フッ素加工)を使用
③豆がヒタヒタに浸かるぐらい油を入れる
④高温スタート

その結果がこちら↓!

ふわっふわのサクサク!

不発豆は、たったの2~3個!!!
これはもう、文句なしの「大成功」と言って良いのではないでしょうか?!

味付けはシンプルに塩オンリーでしたが、出来立ての香ばしさと相まって、ついつい手が止まらない美味しさに感激…!

特に息子は大絶賛!
「他の味付けもやってみたいから、今度はもっと買って帰ろ!」とすでに次の作戦会議がスタート(笑)。失敗してしまったバター醤油やキャラメル味、ペペロンチーノ風なんかもできるのでは?!と夢が広がります。

そんな話をしながら、むしゃむしゃ食べている時にふと気づく。
「これ、意図せず夏休みの自由研究になってるのでは……?」と (笑)。
本筋からは少しそれますが、美味しくて楽しい「ポップコーンの科学」、夏休みの自由研究テーマにもおすすめ!

みなさんも是非、親子で楽しく作ってみてください!

丸沼高原スキー場売店で購入。一袋200円は安い!

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