1日目の様子はこちらから↓
2日目 ルート概要・アクセス

- 2026年4月29日(水)2日目
- 巡礼方法 徒歩
- スタート地点 西武秩父駅 (十四番札所から)
- ゴール地点 影森駅 (二十五番札所まで)
- 総距離 約22.0km
武甲温泉キャンプ場を後にし、スタート地点の西武秩父駅へ。祭りの湯のコインロッカーにテント道具を預けて身軽になります。


秩父札所巡り2日目 十四番札所~二十五番札所
2日目も、各寺院での参拝方法は秩父札所連合会の公式ホームページを参考に、【参拝心得】基本編を行うこととします。以下は抜粋。
- 山門にて合掌一礼
- 水屋で清める
- お賽銭、鐘をならし、観音様に合掌一礼
- 般若心経を読経(黙読可)
- 納経所で御朱印をいただく
- 山門にて合掌一礼
十四番札所に向かう前に、秩父今宮神社へもご挨拶。


個人的に、ここの御神木がとても好きなのですが、昨日訪れた西善寺のこみねかえでといい、秩父エリアにはとんでもない長寿を誇る巨木がちらほら。それらを巡るのも面白そう!
??? 十四番札所 今宮坊
西武秩父駅から950m。たどり着くな否や、石垣を飲み込もうとしているような巨木に驚かされました。なんと樹齢500年!
今宮坊は、明治時代の神仏分離令により、先の秩父今宮神社と分かれた経歴を持ちます。


今宮坊の霊験記には、なじみある戦国武将・武田信玄が登場します。とある熱心な観音信仰の家臣が主君の誤解により死罪を命じられますが、信玄の夢枕に現れたひとりの小僧が「助けて欲しい」と懇願。これは観音様のお告げであると受け止め、窮地を救われたとか。
??? 十五番札所 少林寺
十四番札所から0.7km。
境内を埋め尽くすように咲く大輪のボタンがとても綺麗!なんとその数、53種類160株!
少林寺は、秩父札所のなかでも珍しい洋風建築の本堂。防火の観点から、白漆喰塗りの土蔵造りとなったそうですが、色とりどりのボタンがよく映えていて雰囲気も素敵!



8:57発 十六番札所 西光寺
十五番札所から0.8km。
到着すると、大型バスでお越しの団参者さんがいらっしゃいました。

本堂の右手には四国八十八ヶ所霊場の本尊模刻が並ぶ回廊堂があり、私も参拝しました。
そして西光寺には、秩父札所の中で唯一現存する、独立した「札堂」があります。


9:18発 十七番札所 定林寺
十六番札所から1.3km。市街地は平坦で歩きやすい。
ここ定林寺は、今でこそ十七番札所でありますが、秩父札所が今の番付になる前は、一番札所で発願の寺だったそうです。

アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の舞台ですね~!見覚えがありました。
9:41発 十八番札所 神門寺
十七番札所から1.1km。
入口には、穏やかなほほ笑みを浮かべるお地蔵さまがいらっしゃいます。お名前は「ニコニコ地蔵尊」というそう。
国道140号にほぼ面しているような立地ですが、静けさを感じさせる境内。



10:12発 十九番札所 龍石寺
十八番札所から1.5km。
十六~二十番札所間は地味に距離があるので意外と足にくる…!
さて、2日目に巡った札所の中で、最も印象に残っている龍石寺。ブラタモリでも紹介された、大きな一枚岩の上に建立されたお寺です。

この一枚岩は、チャートを含む砂岩だそうです。チャートとは、非常に硬い堆積岩の一種で、海の生き物の死骸が海底に堆積してできた岩石です。つまり、秩父盆地がかつて海の底にあった時の名残をここに見ることができるのです。
境内にはところどころ、その一枚岩がむき出しになっている場所が見られます。遥か昔のダイナミックな地球の変遷を間近に感じるようで、とてもワクワクしました。
それと、三途婆堂の奪衣婆(だつえば)も見どころの一つ!


怖いだけではなく、厳しさの中にも強さと優しさを感じる奪衣婆尊。私も未熟ながら一人の母親として、仏意にあやかり、精進していきたいなと思いました。
10:50発 二十番札所 岩之上堂
二十番札所から先には、しばらくコンビニ等がありません!
なので、荒川に架かる秩父橋手前のセブンイレブン(秩父阿保町店)で食料を購入。


秩父橋を渡り、左側につづく二十番札所への最短ルートは現在も通行止め。右側に進むと、う回路の看板があるのでそれに従います。


十九番札所から1.2km。参道に着くと、階段を下った先に、緑に囲まれた観音堂が見えます。かつては荒川を渡し船で渡り、石段をのぼって観音堂に向かっていたとか。

十九番札所と同じく、荒川の河岸段丘上に建立するお寺ですが、趣がかなり違いますね。手入れが行き届いた庭園と、みずみずしい新緑のもみじが印象的でした。
11:05発 二十一番札所 観音寺
二十番札所から750m。
こちらの御本尊は、大正12年の火災の折、奇跡的に焼失をまぬがれたことから「火伏せ観音」と呼ばれているそうです。

??? 二十二番札所 童子堂
荒川の河岸段丘上に位置するこの一帯は秩父盆地より標高が高く、武甲山を真正面にとらえるアングルが楽しめます。
二十一番札所から1.4km。
こちらの仁王門は茅葺き屋根で、どっしりとした存在感。

その仁王門をそっとのぞくと…ん?!
ふいに、スペインでの美術品修復失敗事件が脳裏をよぎる(笑)。が、こちらは失敗などではなく、この愛嬌(?)ある表情が正解。子どもを意識して作られたものだそうです。


童子堂は文字通り、子どもにゆかりがあり、特に子どもの病を救う観音様として知られています。そう思うと、あの仁王門像も納得。親しみやすい柔らかな雰囲気に癒されました。
??? 二十三番札所 音楽寺
二十二番札所から1.9km。2日目の中では、ここが一番つらい区間!
童子堂から一気に100mほど標高を上げるのですが、これがまぁまぁ急!


御朱印をいただいて、私もお昼休憩タイム。
その後「江戸巡礼古道 長尾根みち」を通り、二十四番札所へ向かったのですが・・・どこから熊が出てきてもおかしくない雰囲気にビビりまくり!w 巡礼道に思いを馳せる余裕はありませんでした(笑)


12:45発 二十四番札所 法泉寺
巡礼道を下り、二十三番札所へ3.5km。
116段の長い石段がお出迎え。
山梨の石割神社の石段を思えば4分の1!可愛いものです…というのは強がりで、恐怖に巡礼道を駆け下りてきた足には辛かった(笑)


13:32発 二十五番札所 久昌寺
二十四番札所から3.1km。本日最後の札所です。
性空上人が閻魔大王から石造りの手判(手形石・来世への通行手形)を授かり、この寺に納めたという言い伝えから「御手判寺」とも呼ばれています。

観音堂の裏手には弁天池があり、池の淵を少し進んだ先に納経所と本堂があります。


キリも良いので、本日はここまで。
次の二十六番札所へ軌跡を繋ぐため、最寄りの影森駅まで歩いて終了です!(実は、駅に着くと大規模な人身事故が…当分動きそうにないということで西武秩父駅まで歩きました…トホホ)


秩父札所巡り2日目 まとめ
| 歩行距離 | 札所 | |
|---|---|---|
| 1日目 | 23.1km | 1~13番札所 |
| 2日目 | 22.0km | 14~25番札所 |
2日間、とてもよく歩いたと思います。むしろ、歩きすぎたー!
25番札所までを歩き通し、残す札所はあと9つ。札所の数だけでいえば70%以上の達成率ですが、距離(総距離 約100km)でみると、残り55km…達成率は45%ほど。結願までの道のりはまだ長そうです。
次回は26番札所からになり、30番札所まではこれまでと同様に徒歩巡礼を予定しています。が、31番札所以降は…小鹿野町の熊情報をみながら検討中。
家族の心配はもちろんよく分かる。が、歩き通したい気持ちも…!(笑) 振り返れば、とても楽しい2日間だったからこそ猶更。
現状、次の予定はまだ未定ですが、結願に向けて気持ちを高めていきたいと思います。



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