七賢スパークリング日本酒山の霞＆空の彩飲み比べ

七賢の日本酒に感動したことからはじまった私の日本酒ブーム。

昨年は私の強い希望で、キャンプ帰りにわざわざ遠回りをし、七賢をつくる山梨銘醸の蔵元へ。

この時に購入したスパークリング日本酒「山の霞」の美味しさにはとても驚かされました。このブログもはじめたことだし、是非また味わいたいと思っていたのですが…東京の端っこ多摩エリアでは、七賢の純米酒や季節の銘柄はあれど、スパークリングがない！！！

蔵元か道の駅はくしゅうでしか買えないと思っていたスパークリング日本酒が、まさか東京の高尾にあったんです！

七賢のスパークリング日本酒東京の高尾で売ってたよ！

２月に裏高尾へ梅を見に行った帰り道、店先に「夜明け前」ののぼり旗を飾る酒屋さんを発見。

ちょうど夜明け前(純米吟醸)をセリ鍋で楽しんだばかりだったこともあり、高尾エリアだとあまり見かけない「夜明け前」を扱っていることに好印象を抱き、別日に改めて偵察へ向かいました。

七賢ののぼり旗もあったけれど、スパークリングはどうせ…

…ん？　ある！？！

しかも「山の霞」だけでなく、飲んだことのない「空の彩」も！

これは買わずには帰れません。思わずお店の方に「七賢のスパークリングが大好きで、まさか高尾で買えるなんてetc…」と熱い告白をしたところ、七賢の蔵元・山梨銘醸と直接取引のある酒屋でしかスパークリング日本酒は取り扱えないと教えてくれました。

末永く取り扱いを続けて欲しいので、これは定期的に買いに行くしかなさそうです。(商品の在庫を保証するものではありません。お問い合わせを。)

WORLD LIQUORS KANEKO (金子商店)

七賢山の霞は「瓶内二次発酵」の手法をとるスパークリング日本酒。

これはシャンパンなどと同じ手法で、発酵途中のもろみによって自然の力で炭酸ガスを発生させる方法ですが、瓶内で発酵が続いているためにガス圧が高く、強い衝撃を受けると破損することがあるそうです！取り扱いは注意が必要です。

また、噴きこぼれを防ぐため、必ず開栓前に０℃前後に冷やすようにしましょう！

やはり、スパークリング日本酒はワイングラスですよね！

グラスにそそぐと、うすにごりときめ細やかな泡がとても上品。

しゅわしゅわと弾ける炭酸ガスとともに、麹の爽やかでフルーティーな香りが乾杯への期待感を高めてくれます。

グラスから立ち昇る香りとともに一口。

はじめての時は驚きましたが、炭酸ガスはわりと強め。

麹の繊細な甘みが、旨味＆香りとして炭酸とともに鼻を抜けていきます。

余韻に感じるおだやかな酸味と瓶内二次発酵の繊細な泡が程よく爽快なキレを演出。さっぱり。低アルということもあって飲みやすい！

どちらかといえば甘口に分類される一本ではありますが、ベタベタしたような甘みは一切なく、乾杯～食中まで、意外と幅広くペアリングが楽しめる一本だと思います。

強いて言うなら、塩辛・ししゃも、独特の臭みをもつおつまみ以外ならOK！

今回はイタリアンっぽく、我が家の庭で収穫したバジルでカプレーゼとチーズの生ハム巻き♪

手羽中のグリルとも一緒に楽しんだのですが、こちらも相性抜群。焼き鳥も相性良さそう～と話題にあがり、これはまた近いうちに試してみたいですね。