菊水 熟成ふなぐち 

日本酒
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春の味覚 タケノコの春巻き&菊水ふなぐち2種飲み比べ!

日本酒データ2025.4.20
銘柄菊水ふなぐち 熟成
特定銘柄吟醸酒
蔵元菊水酒造株式会社(新潟県)
原材料米・米麹・醸造アルコール
精米歩合55%
アルコール度数19度
購入価格418円
個人的おすすめ度…★★★★☆

菊水ふなぐち 元祖生原酒と吟醸生原酒を飲み比べ!

4月と言えば、満開の桜のもと風流に日本酒を…と楽しみたい気持ちもあったのですが、息子の卒園や入学といった行事準備に追われ、気が付けば桜も散ってしまい…久しぶりの日本酒報告になってしまいました😅

日々の気忙しさのせいか、日本酒は飲みたいけれど、味わったことのない日本酒にチャレンジする気持ちは生まれないし、失敗もしたくない。どうしたものかと悩んだ時に脳裏をよぎったのが、そう、菊水ふなぐち!

はじめてこの菊水ふなぐち(元祖 生原酒)を味わった時はほんと感動しました!↓

今回はその絶対に美味しい菊水ふなぐち生原酒と、はじめましての菊水ふなぐち 熟成 吟醸生原酒の飲み比べ!

公式の説明によると菊水ふなぐち 熟成 吟醸生原酒は、ふなぐちを一年以上低温貯蔵室で寝かせたものだそう。

これを読み、最初は黄色のふなぐち(生原酒)を一年寝かせたものってこと?と思っていましたが、そうではなく、黄色のふなぐちより精米歩合をあげ、吟醸酒として作った生原酒を熟成させたものが赤色の熟成ふなぐち

缶に記載されているレーダーチャート的には、コクの項目で少し違いが見られるものの、全体的には同じようなバランス。

ふなぐち 生原酒
ふなぐち 熟成吟醸生原酒

飲み方は、今回もロックで!

グラスに注ぐと、両者で色合いが違って、すこし黄色味がかった方(左)が赤色のふなぐち熟成。

一口飲んでみると…黄色ふなぐちは爽やかに突き抜ける香りとフレッシュ感で、やはり安定の美味しさ。

(左)赤色 ふなぐち熟成 (右)黄色 ふなぐち生原酒

一方、赤色ふなぐちは、おだやかでマイルドな甘みと芳醇なコクが印象的。公式によると、赤色ふなぐちおススメのペアリングに、タレの味がしっかりしたうなぎの蒲焼きをあげています。個人的には、タレの味わいも良いのですが、塩辛やたこわさ、カツオのたたきなど「キレ」を補強するような旨味の強いおつまみを合わせたほうが全体のバランスが整うような気がします。

後ほど紹介しますが結果的に、タケノコの春巻きには黄色のふなぐち、ホタテわさびには赤色ふなぐちが最もしっくりきて美味しかったです!

どちらのお酒も美味しいのですが、やっぱり私は元祖の黄色ふなぐちの方が好みかな~。値段的にも精米歩合が高い赤色ふなぐちの方が50円程お高いですし…黄色ふなぐちの背中の大きさを改めて感じる結果になりました。

本日の料理は…タケノコの春巻きとホタテわさび♪

実家の母からもらったタケノコを使って、春巻きを作ってみました。工程が多くてちょっと面倒だったけれど、頑張った分だけちゃんと美味しくできました♪ ポイントは、揚げ油をケチらないこと!(笑)

フレッシュ感のあるキレが特徴の黄色ふなぐちは、やはり、油ものの料理と好相性!黄色ふなぐちの方が春巻きの旨味としっかりマリアージュし、特徴でもあるキレの良さで春巻きの油分をさっぱりと昇華してくれます!

ホタテわさびは北海道稚内市のふるさと納税返礼品で、タコ・つぶ貝・ホタテ3種のわさび漬け。

これがもう、どんな日本酒にも合う最高のおつまみで我が家には欠かせませんっ!ちなみに、この3種のなかでは、つぶ貝が一番おいしい😋 日本酒好きさんにはおすすめの返礼品ですよ。

そして赤色ふなぐちは、このホタテわさびと好相性!赤色ふなぐちの強いコクに負けないホタテの旨味がありつつ、爽やかなわさびの塩味が赤色ふなぐちに足りないキレを補強しているように思います。

以前、ふなぐちの純米生原酒↓もいただきましたが、ほかにも「大吟醸」「香薫」のふなぐちが発売されているとか。手に入ったらまた飲み比べをしたいですね~!

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