真澄 銀撰パールライトカップ

日本酒記録
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信州から全国へ 大衆に愛されるロングセラー商品

日本酒データ購入日:2025.09.27
銘柄銀撰 パールライトカップ
特定銘柄普通酒
蔵元宮坂醸造(長野県)
原材料米・米麹・醸造アルコール
精米歩合70%
アルコール度数14度
個人的おすすめ度…★★★★☆

信州上諏訪 宮坂醸造・真澄

初秋の八島ヶ原湿原・車山を巡り、霧ヶ峰キャンプ場にて夜のお供として選んだ真澄パールライトカップ。

真澄は、諏訪五蔵の一角を担う宮坂醸造のブランド銘柄のひとつで、その名前の由来は諏訪大社上社に奉納される「真澄鏡(まそかがみ)」から。

カップのパッケージをみると、親しみやすいピンクの梅の花が愛らしく、それでいて白地に描かれることで紅白のような華やかさ。さりげない日常を祝福してくれているかのようで、なんだかめでたい!味わう前はそんなことを思いましたが、味わいそのものを表現したのかな?とも思ったり。蔵を訪れたらぜひ質問してみたい。

この真澄のロゴは、中村不折(なかむらふせつ)という人の書で、新宿中村屋のロゴを書いた人と同一人物。

確かになんか似てる気がする!

霧ヶ峰キャンプ場で楽しむ真澄パールライトカップ

テント泊登山でカップ酒を楽しむときの定番おつまみは、セブンの焼きシシャモ。七味とマヨネーズを忘れずに!

山フライパンで加熱した方が断然効率が良いのですが、焼きシシャモの時だけは雰囲気を楽しみたいのでロースターの出番。

網部分に皮がくっつきやす、火加減をみながらちょいちょいとシシャモをいじり、日本酒をちびちびいただくこの時間がたまらなく至福!

では、本日のお供、ほぼ常温の真澄カップ酒を一口。

香りは穏やか。ほんのり上品に広がるまろやかな甘みと、サラッとした旨味が印象的。それでいて程よいスッキリ感。雑味も少なくこれで普通酒なの?!とその丁寧さに驚きました。

今回は風味に癖のある焼きシシャモを合わせましたが、家なら肉じゃがや焼き鳥のタレなんかも良さそう・・・!日常的な家庭料理等に広くマッチする懐の深さを感じます。

どうりで関東近郊、どこでも売っているわけですね。

このカップ酒は霧ヶ峰の売店で1本280円で購入したのですが、私の近所のスーパーでは1本220円で売っていて、正直その値段の安さにあまり期待をしていなかった節も…。

飲まず嫌い(嫌いではないけど)は損だなと、改めて自分に戒めます。

パールライトカップは、アルミのフタを取ればレンチンOK。手軽に燗酒が楽しめます。

レンジがないので湯煎で。常温~ぬる燗あたりが個人的ベスト。

写真を撮り忘れてしまったのですが、カップの内側に印刷された「なるほど・ザ・信州」も地元愛を感じられて良いですね。私のカップは、長野の湖と河川に関する豆知識でした。

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キャンプ・テント泊で日本酒が飲みきれなかったら

キャンプやテント泊などでカップ酒が飲みきれなくて困ったら…お味噌汁に使うのがおススメ!

カップ酒はだいたい180ml程度ですが、日本酒はアルコール度数も高く、2,3口飲めれば十分って人もいるかと思います。かく言う私も、飲みきれないことはないのですが、山では特に脱水や疲労感に繋がってしまうのでアルコールを少し控えたい…という意図もあり、よく汁物に使っています。

インスタント味噌汁が少しグレードアップ!

やり方は簡単で、お湯を沸かす前に日本酒をシェラカップに入れて1分程よく煮立たせるだけ。そのあとに必要量の水を加えて沸かし、汁物へ。

日本酒由来の旨味や香りが残るので、インスタントの安い豚汁がレベルアップ!日本酒が飲める人なら好きな風味に仕上がると思います。ぜひ試してみて下さい♪

日が傾いてグッと冷え込むキャンプ場のなか、日本酒がからだを巡る温かさは特別心地よく感じます。

宮坂醸造のホームページを拝見するに、真澄の銀撰(パールライトカップ)は最も廉価なシリーズにあたるみたいですが、普通酒でこのクオリティーなら純米酒や他の日本酒はどんな味わいなんだろう…しかもスパークリング日本酒もあるみたい!

機会があったらぜひ味わってみたいです!

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