登山歴はそこそこあるものの、一度も登ったことのない富士山に初挑戦してきました!
今回の富士登山は、出発の15日前に急遽行ける見込みがたち、そこから山小屋を予約。
山頂でみる御来光にこだわりはないものの、調子の良い一日目にできるだけ標高を稼ぎたいなと、八合目付近の山小屋を探すも、やはりどの宿も満室。七合目トモエ館にひとつだけ空室があるのを見つけ、これは見えない何かの計らいと、ソッコーで予約した経緯がありました。
ただやはり一日目は早めに行程が終了。なんとなく不安を感じたのですが、振り返ってみるととてもよい選択だったと思っています。特に良かった点はこの3つ↓
- 無理のない高度順応
- 最も暑い日中の行動時間減少
- 八合目付近での静かな御来光
この中でも特に②! 振り返ると、とにかく私は1日目の暑さが辛かった。2日目は2:40頃に出発したのですが、とても涼しく快適で調子が良かったです。高山病も恐ろしいですが、高所が故に太陽からのジリジリと焼けるような熱波も平地とは段違いで、体力を奪う大きな要因だと感じました。
そんなこんなで、日中の行動時間を短くできる七合目前半での宿泊はとってもアリ!
では早速、今回利用させていただいた七合目トモエ館の滞在の様子をまとめます。
全館個室の七合目トモエ館

- 宿泊日 2025年7月11~12日 一泊二日
- プラン 大人一名・個室・二食付き
- 料金 11,500円 (ネット決済割引-1000円適用)
当日は、12:00頃には七合目トモエ館に到着。受付を済ませたらまずは…
七合目トモエ館 名物と軽食メニュー


一口食べてみて、その美味しさにビックリ!!!
優しい甘さのクリームが程よくぎっしりで、しっとりやわらかなパンとの相性抜群!

なにやら、富士吉田市で有名なパン屋と提携して作ったオリジナルパンで、トモエ館の営業期間しか食べられないことから「幻の富士山パン」とも呼ばれているそうです。ちなみに、八合目トモエ館ではアンパンを販売しているみたい。いつか食べてみたいものですね!
チャイも美味しかった~♪
通過してゆく登山者の購入率も高く、売り切れてしまうこともあるそうですよ。
その他、フードメニューもあるので、休憩にぴったりです。

館内の様子と1名個室
受付後、部屋に案内される前にクリームパンとチャイを味わっていたのですが、七合目トモエ館の人が「サンダルに履き替えていいですよ」と館内履きを持ってきてくださり、その気遣いがとても嬉しかったです。一気に足が解放されました!ありがとうございます。

それでは早速お部屋へ。
私の部屋は2階。階段をのぼって2つ目の部屋です。


ピンク色のザックが立てかけてある部屋が今回のお部屋。
思っていたより奥行きがあって広い!

各個室には、個室用の電灯・ハンガー・鏡・コンセントが常備。布団は羽毛布団!


鏡やコンセントなど、山小屋だと思うととても至れり尽くせりで、清潔感のある部屋だと思いました。
充電器の貸し出しはないので、各自用意しましょう。

個室の内側からみると、こんな感じ。

外廊下の明かりは夜間でも消灯しないので、カーテンの隙間から明かりが漏れ入ります。就寝時、気になるタイプの人はアイマスクを持参した方が良いかも。
ちなみに2名個室のみ、窓が付いた部屋があるそうですよ。ただ、特定の部屋を予約することはできず、早い者順だそうです。
他の部屋でも基本的に、到着順に窓付きの部屋や広めの個室が案内されるみたいです。


受付時に渡される食券の番号から推察するに、今回私は全体で2番目の到着で、ソロでは1番のようだったので、広めの個室である可能性が高いです。
お手洗いは、女性専用個室もあり、水洗式でした。


休憩でトイレを利用する場合は200円ですが、宿泊者は100円と言われました。
3回ほど利用したかな。

七合目トモエ館 夕食&朝食
夕食は到着順の案内で、私は最も早い4時でした。

夕食はハンバーグカレー!
ありがたいですね。
この夕食時に、朝食のパンセットと水500mlを受け取ります。

結局この朝食は、下山後に食べました。クロワッサン・いちごジャム付きロールパン・クリームチーズ(?)パンの3種類。内容は変更することもあるそうです。
夕食~翌日の出発まで
4時の夕食後は、明日の身支度を整えます。
無印良品の大判ボディーシートはテント泊でもよく持っていく定番品。


富士登山で便利だったものや実際の持ち物に関する記事はまた後日!
はじめての富士登山 持ち物リスト&考察 coming soon!
歯磨きは、洗面所がないのでトイレ付近で歯を磨き、うがいは持参した水でおこないます。
小屋の人の説明によると、歯磨き後のうがいを、外のトイレ裏に吐き出しても良いとのことですが、富士山に唾を吐くようで気が向かず、私は磨いてごっくん。(笑)
その後、タイマーはかけず6時ごろ就寝。
耳栓の販売もあるそうです。

11時頃に自分のよだれで一度目が覚めましたが再度入眠。
テント泊でも使っているエア枕を持っていったので、よだれがついても大丈夫。

その後、スッキリ2時半に目が覚め、支度を整え2時40分頃出発。
七合目トモエ館では、24時間体制で深夜にも小屋の人が起きていて、何かあった時に備えて下さっているそうです。安心&感謝ですね。
そんなこんなで一泊二日の滞在はとても快適に過ごすことができ、無事に二日目の山頂アタックへ繋がりました。七合目トモエ館、非常に良かったです!
トモエ館ホームページでは、よくある質問へのQ&Aが50個以上、丁寧に取り上げられ回答がされています。訪れる際には公式HPをしっかり確認しましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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