神奈川県の桜の名所で知られる弘法山と渋沢丘陵をつなげた低山ハイク!渋沢丘陵には関東大震災の揺れによる地滑りで成形された堰止湖【震生湖】があることで知られています。常々、見に行きたいと思っていたのですがヒルが出るそうで日を見計らっていました。 いざ♪
コース概要・アクセス
- 2024年12月22日(日)晴れ 日帰り登山
- アクセス方法 電車
- スタート地点 鶴間駅温泉駅
- ゴール地点 渋沢駅
- 距離 約19.2km
今回は鶴巻温泉駅から弘法山ー渋沢丘陵をつなぎ、渋沢駅に戻るロングコース。秦野駅を境にコースをふたつに分ければゆったりと里山歩きを楽しめます。トイレも多くて安心。渋沢丘陵から眺める迫力ある丹沢山塊は必見!

【前半】鶴巻温泉から秦野駅 吾妻山・弘法山・権現山・浅間山
鶴巻温泉駅からスタートして最初のピークは吾妻山(125m)。朝日が差し込む雑木林のなかを、ザクザクと落ち葉を踏みしめる音が耳に心地よく、気が付けばあっという間に山頂に。標高125mの低山ですが、秦野の街並みを見下ろす景色は◎!東屋もあって、山ごはんをするのにも丁度良い雰囲気ですね。

次は、弘法山(235m)へ。展望デッキが新しく完成。海側へ突き出した形のおかげで開放感十分。


弘法山山頂にはひときわ目を引く大きな鐘楼や釈迦堂、「乳の水」と呼ばれる井戸があります。この井戸には言い伝えがあって、赤ちゃんを持つ母親がこの水を飲むと乳の出がよくなると伝えられていたとか。桜の名所として知られる弘法山ですが意外と見どころが多くて楽しいお山でした。

桜並木を抜けると、立派な展望台がある権現山(243m)へ。秦野の街並みと富士山のベストショットはこちらから!富士山にすこーし雲がかかっているのが気になりますが…待っててもダメそうなので次に行きましょう。


前半最後のピーク 浅間山(196m)で小休止。今回も、煎茶堂東京の透明急須で緑茶タイムです♪ 茶葉は計量してミニサイズのジップロックに入れて持っていきました。茶葉が広がる様子ってなんだか癒されますね~。
秦野駅に向かい、前半終了!

【後半】秦野駅から渋沢丘陵
秦野駅から向かうは渋沢丘陵へ!まずは震生湖を目指して秦野の街中を進みます。途中、白笹稲荷神社の大鳥居前を通過。青空に鳥居の朱色が映えます。
そしてしばらく歩くと、丹沢山塊がどーーんと広がる好展望地に。なかなか良い景色♪ 大山や塔ノ岳…たくさんの人が登っているんだろうな~と思いをはせながら進みます。


本日の目的のひとつ【震生湖】に到着。橋の工事の為、グルっと一周歩くことはできませんでした。 秦野市は関東大震災で甚大な被害を被ったエリアのひとつとされ、震災関連の祠や史跡などが多く見られます。今でこそ穏やかな湖面をたたえていますが、これほどの堰止湖を作りだす地震のエネルギーはとんでもないですね。

渋沢丘陵おすすめ低山 頭高山(303m)

渋沢丘陵を歩き続け、最後のピークは頭高山(303m)。低山ながらも丹沢山塊を正面にとらえる迫力ある眺望!ここ好きだなー👍ベンチやテーブル・東屋もあって、山ごはんをするにもうってつけの山頂!山頂直下にはトイレもあって安心♪


頭高山山頂で休憩タイム。最後の一服は、お抹茶で野点。ヤマザキのコスパ最強串団子に甘栗を添えて!口の中では三位一体、抹茶白玉ぜんざいの出来上がり♪(笑) 今年からハマり始めたお抹茶ですが、100円均一のミルクフォーマーが優秀すぎて、いまだに道具が揃いません…😂 しかし、すっごく美味しいので気軽にはじめるにはおススメです!
頭高山周辺では、春に八重桜など700本近くの桜が咲き、八重桜の里として知られているそうです。いつか季節を変えて訪れたいですね。
