2024年7月 自然大好きアクティブな母のもと、超絶インドア派な主人と息子(6歳)を連れていった初めてのファミリーキャンプ!場所は、朝霧高原のふもとっぱらキャンプ場。
今回の企画のきっかけは、私がソロキャンプで訪れたふもとっぱらキャンプ場にとても感動したことから始まりました。
冒頭にも書きましたが、主人と息子は超絶インドア派で趣味はゲーム。虫なんか大っ嫌い。キャンプをするにあたっては「快適な場所で快適に寝たい!お風呂も必須!」などと注文も多め。私も、山でのソロテント泊以外にキャンプらしい経験をしたことがなく、ファミリー用のテントもタープも、寝袋さえもなにもない状態でしたが、ふもとっぱらキャンプ場の施設を存分に利用させてもらい、最終的には「またキャンプしようよ!」の嬉しい一言を息子から引き出すことに成功しました!記念すべきはじめてのファミリーキャンプの一部始終を紹介します♪
朝霧高原 ふもとっぱらキャンプ場

ソロの時は電車・バスで訪れましたが、家族が一緒なのでレンタカーを借りてドライブを楽しみながら向かいました♪お天気にも恵まれ、ひときわ大きな富士山に息子も感動!
キャンプ場には11時頃に到着。前回のソロキャンで食べた豚鹿豚鹿バーガーの美味しさが忘れられなくて…家族にも味わって欲しかったこともあり、ランチはキャンプ場内の金山テラスで。今回はセットにしてポテトもつけたのですが、このポテトがまた激旨でした…写真が無いのが悔やまれるっ!ぜひ現地を訪れたら食べてみてください♪

宿泊はトレーラーハウス 金山キャビン!
大型テントもタープも寝袋すら何一つキャンプ道具がない我が家でも、キャンプ(気分?!)が味わえたのは、このトレーラーハウス【金山キャビン】のおかげ!
【金山キャビン】はふもとっぱらキャンプ場に2棟だけ。その為、週末の予約はなかなかハード。我が家も希望する日にちで最初から予約が取れた訳ではなく、予約状況を頻繁に確認していたところ、たまたま出たキャンセル枠をソッコーでおさえました。

チェックインの時間は15:00~17:00(キャンプサイトは8:30から利用可能) チェックアウトは11:00まで(キャンプサイトは14:00まで利用可能)
一泊料金は2万円(2024年7月の料金)。5人まで同一料金で宿泊できます。
チェックイン時間になったら受付で金山キャビンの鍵を受け取ります。それまでの時間、キャビン前の広場は自由に利用することができます。少し硬い地面でしたが、チェックイン時間までタープを張ってくつろぐ家族もいるそう。我が家も次回、タープぐらいは張りたいですね。


宿泊当時はブログを始めるなんて全く思っていなかったので、有効な写真が少ない…すみません。キャビンの大きな窓からは、正面に富士山をどーんと眺めることができます。マジックミラーになっているので、昼間は外から見えませんが、夜は丸見えになってしまうので注意。ブラインドがついているので適宜開閉しましょう。キャビンには備品として電気ケトルが一台・コンセントあり。キャンプ場専用のごみ袋が一枚付いています。
ウッドテラスには木製の椅子が2脚とテーブルイスが1台。火災の原因になるためキャビン内・ウッドデッキ上では焚火・BBQなどの火気の使用は禁止。デッキを降りた下の広場ならOK(直火はダメ)。
【金山キャビン】の快適ポイント
- テント設営不要!…初心者かつ幼児もいるファミリーでいきなり本格的なキャンプは費用も手間も大変。最初はなるべく無理をしないに限る!
- 冷暖房完備…7月のキャンプ。高原とはいえ日差しもあって暑かった…キャビン内にはエアコンが設置されており、特に夜は快適に過ごすことができました。
- ふわふわ快適なお布団…ふっくら清潔なお布団に感動。快眠!
- プライベート感のある専用ウッドテラスと広場…一般サイトから離れた場所にあるため、お隣のキャビン利用者次第ではありますが、基本的にとても静かに過ごすことができます。
- それぞれのキャビン横に専用の水場
- トイレ(屋外)が近い
不便だと思ったところをあげようと思ったのですが、山でのテント泊をやっている身からすると快適すぎて…(笑)。不便とは思わないまでも、我が家のようにキャンプ道具を一つも持っていない初心者キャンパーの留意点がひとつ!今回はお天気に恵まれた二日間でしたが、もし雨だとする食事作りがちょっと大変。ウッドデッキ&キャビン内は火気厳禁なので、雨風をしのげるタープなどがない場合、金山キャビンから少し遠い一般サイトの炊事場まで行って煮炊きをしなければなりません。その場合、作った食事をキャビンに持ち帰って食べようと思うと、キャビン内にテーブル・椅子がないのでちょっと不便かも…そういった場合の想定もしておくと当日に慌てることがないと思います。
天気の不安などがある場合は、キッチンやリビングスペースが併設されているコテージ柏や翠山荘、毛無山荘の利用も候補に入れるのがおススメ。
インドア派な主人と息子 キャンプ場での過ごし方

とにかく広い一般サイトで凧揚げ♪
とにかく広い一般サイト。平日だったこともあり、スペースに余裕があったのでレッツ凧揚げ!年始に息子が手作りした凧を持ち込んで、凧揚げを楽しみました。高原の風を感じながらの凧揚げ、意外と大人の方がハマってました。
金山温泉 ゆっくり入浴♪
ふもとっぱらキャンプ場の利用者が無料で入れる大浴場「金山温泉」。追加料金がかからないことにとても驚きました。キャンプ場周辺にも車で15~30分程の場所に日帰り温泉施設がありますが、子連れだと移動が面倒なのでとても助かりました。「光明石」という天然の鉱石を入れた人工温泉ですが、とても清潔&快適でしっかり温まりました♪
利用時間 15:00~19:30 (土曜日は14:00から)
備付:リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー
入浴後はキャビンでゲームw まぁいいでしょう!(せめて座って!w) 我が家の男衆、旅館でやるゲームが好きらしい。家でやるのとは少し違うんだって。母には理解しがたいけど、山で飲むコーヒーが美味しく感じるのと同じ感じ?転地効果的なやつだと理解しています(笑)

ダイソーの燻製キットでお手軽☆燻製料理に挑戦

キャンプ当日を迎えるにあたり、せめてなにかキャンプっぽいことをやってみたい!となり、BBQや火おこしも候補にあったものの、初めてのキャンプでは無理をしない方が無難と判断、その結果、ダイソー商品で揃う段ボール燻製に挑戦してみました♪
今回、段ボール燻製の為に買ったアイテムは7点で総額1200円。
- 燻製用段ボール 100円
- スモークウッド 200円
- 燻製温度計 300円
- 焼き網 100円
- ステンレス角バット 100円
- メスティン専用網 100円
- 焚き火シート 300円


燻製用段ボールに書いてある説明通りに組み立てて食材をセット、スモークウッドをバーナーで点火しました。今回用意した食材は、6Pチーズ・ウズラの卵・ソーセージ・堅あげポテト(塩)。

スモークウッド着火後は、温度計で段ボール内の温度上昇を確認しつつ、ほぼ放置で完成。出来上がり、いかがでしょう!スモークウッドの真上は濃いめにスモークされるので、6Pチーズでも中央寄りに置かれた方がスモーク感が濃く、美味しく感じました。 置く場所によってスモーク具合に濃淡がでてくるので、それを意識しつつ食材によって置き分けると面白いのかも。一番期待していたうずらの卵は、ちょっと微妙な味わいで…後ほど調べたところ、燻製後に麺つゆのようなもので味付けをした方がより美味しくなるみたい。今回のようにただ燻製しただけではダメなんですね。ソーセージは安定の美味しさで、逆にポテチはちょっと微妙…ほかの食材も試してみたくなりました!
お手軽で美味しくて、面白かった!ダイソー商品で揃う段ボール燻製、おススメです♪

はじめてのファミリーキャンプの夕食は…

レトルトカレーで夕食!キャンプと言ったらカレーかなと思いまして。夕食作りのために家から用意した道具は、家庭用カセットコンロ・フライパン・鍋。人数分のサトウのごはんとレトルトカレーを湯煎で温め、息子には道の駅あさぎりで買ってきたソーセージを焼いてトッピング。

大人は、段ボール燻製で作ったおつまみをおともに乾杯!息子にも燻製を食べさせたのですが、さすがにまだ美味しさが理解できないみたいで臭いと…こればかりはしょうがないか~。
何度も言いますが、はじめてのファミリーキャンプは無理をしないに限りますね。エコではないかもしれませんが、使い捨ての食器を用意すれば洗い物の必要もないですし、むしろ衛生的。加えて、ソーセージを焼くときにはクッキングシートを使うなど、極力汚さないで済む工夫も大事!とはいえ、キャンプの回数を重ねていくごとに、少しずつ料理のクオリティーもレベルアップしていけたらいいなと思います。
夕食後には手持ち花火☆
今回のキャンプで息子が楽しみにしていたことのひとつが手持ち花火!食後に楽しみました♪
ふもとっぱらキャンプ場では手持ち花火のみOK。18:00〜20:00の間、管理棟前の駐車場で楽しむことができます。花火とバケツ、ロウソクなどの準備もお忘れなく。

金山キャビンでぐっすり眠れた翌日は…

キャンプ場で迎える朝は本当に清々しくて気持ちが良かったです。
それと、富士山に立派な笠雲ができていました。湿った風が富士山を乗り越えるときに発生する、地形が由来の雲みたいです。刻一刻と変化する雲を眺める時間もいいものですね。
朝食は、道の駅あさぎりで購入したソーセージと目玉焼き、ロールパン、お湯を注ぐだけのスープ、ドリップコーヒーです。
こんな感じで過ごした我が家の一泊二日、はじめてのファミリーキャンプ。帰宅の道中、息子から「またキャンプ行きたいね!」と嬉しい一言が。主人もまんざらではなく、次回はタープか焚き火ぐらいはチャレンジしてみたいという話になりました。企画者としては嬉しい限り!(●’◡’●)
2025年、二回目のキャンプが現実になるのかどうか、こうご期待!…って誰も見てないか!笑
ここまでお読みいただきありがとうございました!
